サル痘の発生に関する注意喚起
令和4年6月24日
シンガポール国内においてサル痘の感染症例が確認されました。
1 サル痘の発生状況
2022年6月20日にシンガポール国内では2019年以来となるサル痘の感染症例が確認されました。保健省(MOH)は予防措置を講じるよう呼びかけています。
2 症状
サル痘はリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどのウイルスを保有する野生動物との接触により人に感染します。また、主に接触感染、飛沫感染により人から人に感染することがあります。
感染すると、
・ 通常6~13日、最大で21日程度の潜伏期間があります。
・ 発熱、頭痛、リンパ節膨張等が最大5日程度持続し、発熱の数日後に発疹が出現します。
・ 皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となります。
・ 多くの場合は2~4週間で症状が自然軽快しますが、小児例や暴露の程度、健康状態、合併症(皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎など)等により重症化することがあります(致死率は数~10%と報告されています)。
3 予防策
(1)有症状者の飛沫・体液等との接触を避ける。
(2)石けんと水、又はアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際には特に手指衛生に気をつける。
(3)サル痘を保有する可能性のある齧歯類等のほ乳類(死体を含む)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。
(4)イベント等、大勢の集まりに参加する場合は、人と適度な距離を取る。
(5)天然痘ワクチンによって85%の発症予防効果があるとされる(ただし天然痘の根絶やその後のWHO勧告を受け、日本では1976年以降定期接種は行われていない。)。
2022年6月20日にシンガポール国内では2019年以来となるサル痘の感染症例が確認されました。保健省(MOH)は予防措置を講じるよう呼びかけています。
2 症状
サル痘はリスなどの齧歯類をはじめ、サルやウサギなどのウイルスを保有する野生動物との接触により人に感染します。また、主に接触感染、飛沫感染により人から人に感染することがあります。
感染すると、
・ 通常6~13日、最大で21日程度の潜伏期間があります。
・ 発熱、頭痛、リンパ節膨張等が最大5日程度持続し、発熱の数日後に発疹が出現します。
・ 皮疹は顔面や四肢に多く出現し、徐々に隆起して水疱、膿疱、痂皮となります。
・ 多くの場合は2~4週間で症状が自然軽快しますが、小児例や暴露の程度、健康状態、合併症(皮膚の二次感染、気管支肺炎、敗血症、脳炎、角膜炎など)等により重症化することがあります(致死率は数~10%と報告されています)。
3 予防策
(1)有症状者の飛沫・体液等との接触を避ける。
(2)石けんと水、又はアルコールベースの消毒剤を使用した手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際には特に手指衛生に気をつける。
(3)サル痘を保有する可能性のある齧歯類等のほ乳類(死体を含む)との接触を避け、野生の狩猟肉(ブッシュミート)を食べたり扱ったりすることを控える。
(4)イベント等、大勢の集まりに参加する場合は、人と適度な距離を取る。
(5)天然痘ワクチンによって85%の発症予防効果があるとされる(ただし天然痘の根絶やその後のWHO勧告を受け、日本では1976年以降定期接種は行われていない。)。