デング熱の発生数増加に関する注意喚起

2020/8/24

デング熱が増えています

1 デング熱の発生状況
 2020年のデング熱の発生件数は8月17日までに25,000件を超え,年間の発生件数は過去最大を記録した2013年の22,170件を超えています。国家環境庁(NEA)は,家庭や職場等において直ちに予防策に取り組むよう呼びかけています。
 また,NEA職員により住居等への立入検査が行われており,蚊を発生させている状況が認められた場合,処罰の対象となります。     



2 症状
 デング熱は蚊に刺されることによって感染する疾患で,
 ・急激に発熱し,2~7日発熱が続く 
 ・重い頭痛(特に目の後ろが痛む)
 ・関節痛や筋肉痛
 ・皮膚の発疹
 ・悪心,嘔吐
 ・鼻や歯茎からの出血
 ・あざができやすくなる
 等の症状が見られます。患者の一部は,まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり,早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。上述の症状がある場合は治療は早期に医師の診療を受けてください。   

3 予防策
 (1)家具などの隙間に殺虫剤をスプレーする 
 (2)蚊の忌避剤(insect repellent)を頻繁に使用 
 (3)長袖長ズボンの着用 

 家庭での殺虫剤の使い方(NEAによる動画)
 家がクラスター内にある場合や家に蚊がいた場合(NEAによる動画) 

 NEAによるチェックリスト等も活用してください。 

4 クラスター
 感染は,ウイルスに感染した患者の血液を蚊が媒介することでおこります(蚊媒介性)。このため,蚊の生息場所・行動範囲がクラスターになります。クラスターマップを確認し,十分に警戒してください。

5 立入検査と罰則
 NEA職員がクラスター地域を中心に立入検査を実施しています。職員が溜まっている水を採取し,そこから蚊の幼生や蛹が検出された場合はControl of Vectors and Pesticides Act(法律)違反となり処罰(5,000ドル以下の罰金又は3ヶ月以下の投獄もしくはその両方)の対象となります。特に,
 ・繰り返しの違反
 ・一度の立入検査により,複数の箇所で蚊の発生が認められた場合
 ・NEAから改善指示を受けたにも関わらず,蚊の発生が認められた場合
には重い処罰が科されるとされています。

 

デング熱関連情報


デング熱の最新状況(シンガポール環境庁ウェブサイト(英語))

   

デング熱について(厚生労働省ウェブサイト)

   

デング熱について(シンガポール保健省ウェブサイト(英語))