シンガポールにおける現金類の持ち込み・持ち出しの申告義務化について

 
  1. シンガポール警察庁によれば、平成26年9月1日より、シンガポール出入国の際に、合計20,000シンガポール・ドル(または外貨 相当額)以上の有形通貨(*1)または無記名の譲渡可能証券(BNI)(*2)を持っている場合、シンガポール当局に完全かつ正確な申告をすることが法律で義務付けられます。


  2. また、右申告は、当該有形通貨等を郵送等して持ち込み、又は持ち出す場合や右を外国から受領する場合も行わなければなりません。


  3. 完全かつ正確な申告を怠った場合には、50,000シンガポール・ドル以下の罰金、または3年以下の禁固刑、あるいは両方の刑に処せられます。また、有形通貨又はBNIが没収されることもあります。


  4. 詳細は、出入国審査官に直接お尋ねいただくか、「The Suspicious Transaction Reporting Office(疑わしい取引に関する連絡事務所)」に電話(+65−6557−5480)、またはシンガポール警察のウェブサイト内(http://www.police.gov.sg/about-us/organisational-structure/specialist-staff-departments/commercial-affairs-department/aml-cft/suspicious-transaction-reporting-office/reporting-of-cross-border-movement-of-physical-currency-and-bearer-negotiable-instruments)でご確認ください。

*1 有形通貨
法定通貨であり、かつ発行国内では交換の手段として習慣的に使用されている硬貨および紙幣(シンガポール・海外問わず)を指します。

*2 無記名の譲渡可能証券(BNI)
(a)トラベラーズ・チェック

(b)無記名式、または無制限に裏書可能な状態になっている、または架空の人物が受取人になっている、あるいは譲渡の時点で所有権が移譲される状態の譲渡可能証券を指し、また受取人名が記入されていないが署名済みのものを含む譲渡可能証券(為替小切手、小切手、約束手形等)もこれに含まれます。