平成27年11月28日

紙芝居公演者 野間成之氏に対する在外公館長表彰のお知らせ

 
  11月28日、竹内春久駐シンガポール日本国大使は、紙芝居公演者の野間成之氏に、在外公館長表彰を授与致します。この表彰は、野間氏の15年におよぶ紙芝居公演を通じた、日・シンガポール間の文化交流促進を顕彰するものです。

野間氏(75歳)は、2001年に金沢市の小学校を定年退職し、その直後から「のまりんの紙芝居劇場」と銘打ち、紙芝居公演を実施してきました。2002年以降、毎年200〜250回の公演を実施し、2015年11月20日で通算3600回になります。

野間氏は日本国内での紙芝居公演だけでなく、シンガポール、中国、マレーシア、タイ、カナダ、イギリスなど、海外でも紙芝居公演を実施してきました。2001年以降はシンガポールにおいて毎年日本人会、日本人小学校、日本人幼稚園で公演し、また、2006年よりシンガポールの公立図書館でも公演を実施しています。シンガポールでの公演は本年で15年目となりました。2015年は11月29日にクレメンティー図書館とブキ・バトック図書館で公演を実施される予定です。

また、野間氏は紙芝居の指導についても積極的に取り組んでおり、2000年8月に「のまひょうしぎの会」を立ち上げ、石川県を中心に紙芝居の演じ方の実技勉強会を開催してきました。シンガポールにおいては、2013年11月にジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)において紙芝居に関する指導法の講演を行いました。

この在外公館長表彰は、長年に亘って日星関係に功績のある個人に対し、在外公館長である駐シンガポール日本国大使より授与されるものです。
紙芝居公演者 野間成之氏について
1940年 京都市生まれ(75歳)

金沢大学教育学部を卒業後、金沢大学教育学部付属養護学校、金沢市内小学校に勤務し、2001年3月定年退職。退職後は、「のまりんの紙芝居劇場」と銘打って紙芝居公演を実施。2002年以降、毎年200〜250回の公演を実施し、2015年11月20日で通算3600回になります。

金沢市内だけでなく、石川、福井、富山、東京、大阪、滋賀、愛知、三重、群馬、新潟、長野、愛媛、北海道など20を超す都道府県に出かけて公演。

海外での公演は以下の通り。

シンガポール:
  • 2001年から毎年(日本人会、日本人小学校、幼稚園)
  • 2006年からシンガポール公立図書館2館ずつで公演
  • 2013年JCCで講演
  • 2015年の公演で15周年
マレーシア:
  • 2004年から毎年(ジョホールバル日本人小中学校)
タイ:
  • (バンコク)2004、2006年
カナダ:
  • (バンクーバー)2002年
イギリス:
  • (スコットランド)2007年
中国
  • (上海虹文庫)2008年、2010年〜
  • (南京)2013年(紙芝居公演、講座)
また、野間氏は2000年8月に「のまひょうしぎの会」を立ち上げ。紙芝居の演じ方の実技勉強会を開催。現在、石川県内6か所で毎月1回実施。