- シンガポール保健省によると、30日時点で新型インフルエンザの事例は報告されていません。一方、高熱の症状を有する22名の検査を行った結果、そのうち19名はA型インフルエンザについて陰性、また2名は季節性インフルエンザから陽性(つまり今回の新型インフルエンザではない)、残り1名については結果保留(pending)となっているとのことです。
- シンガポールの警戒レベルが引き上げられたことに伴い、今後、シンガポール入国する全ての人々に対し、入国日からさかのぼる過去7日間にメキシコに渡航歴のある場合は、入国後7日間の自宅隔離の命令が発出されることとなりました。もちろん、これまで通り入国時の体温検査は全ての人々に対し行われ、高熱症状のある方と判断された方については引き続き検査等の措置がとられます。
(注)具体的には、黄色(フェーズ4相当)からオレンジ色(フェーズ5相当)に引き上げ。詳しくはhttp://www.crisis.gov.sg/FLU/をご参照下さい。
- また、感染国とされている国からシンガポールに入国される方についても、7日間自宅に滞在するよう勧奨(advised)されております。
(注)シンガポール政府は、例として米国(ニューヨーク州、カリフォルニア州、カンザス州、テキサス州)及びカナダ(ノバスコシア州)を上げています。
- 本日からの連休(5月1日~3日)では、当館は休館となりますので、今回の新型インフルエンザに関する緊急のお問い合わせの際には、携帯電話(9139-5668)までご連絡願います。
- 以下の点に留意し、感染防止に努めてください。
- 十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
- 外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐため、マスクを着用する。
- 積極的に手洗いやうがいを行う。
- ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で触れない。
- 発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療機関を受診する。
- 感染地域を訪問する方で、帰国後7日以内に38度以上の高熱が出た場合は、マスク着用の上、速やかに医師の診断を受けるようお願いします。医療機関を訪問される方は、院内感染防止のため、事前に電話連絡の上、医療機関を訪問されるようお願いいたします。また、インフルエンザに罹患していると医師の判断がなされた場合、当館へのご連絡をお願いいたします。
- 当館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、関連情報を迅速に大使館HPに掲載し、同時に、当館に登録頂いているメールアドレスに送付致します。在留邦人の皆様におかれましては、事態の推移に注視し、関連報道をチェックするとともに、冷静に対処して頂くようお願いします。
(了)
|