(重要)H1N1亜型由来豚インフルエンザの発生について(その4)

  1. 4月30日(日本時間)、WHOは新型インフルエンザの警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5に引き上げました。これを受け、シンガポール政府は警戒レベル(注3)を引き上げました。



    (注1) フェーズ4:ヒトーヒト感染が増加していることの証拠がある。
    (注2) フェーズ5:かなりの数のヒトーヒト感染があることの証拠がある。
    (注3) 具体的には、黄色(フェーズ4相当)から橙(フェーズ5相当)に引き上げ。詳しくはhttp://www.crisis.gov.sg/FLU/をご参照ください。


  2. シンガポール保健省によると、30日時点で豚インフルエンザの事例は報告されていません。一方、29日15時にウォン・カンセン内務大臣及びコー・ブンワン保健大臣による記者会見において発表された資料では、28日12時の時点で高熱の症状のある17名を検査した結果、3名について結果保留(pending)となっているとのことです。


  3. 明日からの連休(5月1日~3日)では、当館は休館となりますので、今回の新型インフルエンザに関する緊急のお問い合わせの際には、電話番号:9139-5668 までご連絡願います。

在留邦人の皆様へのお願い

  1. 明日から連休に入りますが、以下の点に留意し、感染防止に努めてください。
    1. 十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
    2. 外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐた
      め、マスクを着用する。
    3. 積極的に手洗いやうがいを行う。
    4. ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で
      触れない。
    5. 発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療
      機関を受診する。


  2. 感染地域を訪問する方で、帰国後7日以内に38度以上の高熱が出た場合は、マスク着用の上、速やかに医師の診断を受けるようお願いします。医療機関を訪問される方は、院内感染防止のため、事前に電話連絡の上、医療機関を訪問されるようお願いいたします。また、インフルエンザに罹患していると医師の判断がなされた場合、当館へのご連絡をお願いいたします。


  3. 当館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、関連情報を迅速に大使館HPに掲載し、同時に、当館に登録頂いているメールアドレスに送付致します。在留邦人の皆様におかれましては、事態の推移に注視し、関連報道をチェックするとともに、冷静に対処して頂くようお願いします。


 

(了)