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在日シンガポール留学生協会(SSAJ)の報告:大槌町海岸清掃ボランティア ツアー |
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6月2日の週末に、在日シンガポール留学生協会(SSAJ)は岩手県大槌町へのボランティアツアーを企画し、大槌町社協ボランティアセンター主催の吉里吉里海岸清掃プロジェクトに参加しました。今回の参加者は計44名で、シンガポール人のみならず、日本人、中国人、マレーシア人、台湾人など多国籍の参加者を得ました。 吉里吉里海岸は今回大震災の津波で大規模の被害を受け、震災前とても綺麗だった海水浴場の砂浜は、ガラスの破片など大量の瓦礫が埋もれており、安心して遊ぶことができない場所になっています。海岸周辺の観光業を復興させ、現地の方々や観光客に安らぎのスペースを提供するためには、海岸清掃が不可欠です。今回、私たちは、吉里吉里海岸の海開きに向けて日々尽力している大槌町社協ボランティアセンターが主催する海岸清掃プロジェクトのお手伝いをさせて頂きました。 ![]() |
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![]() 二日間にわたり数えきれないほどガラスの破片、釘、鉄、そして壊れた家具や時計などを掘り出し、参加者は海岸の安全ではない状態を自分の目で確認することができました。瓦礫の山や、津波に見舞われた町を目にして、大震災によって齎された爪痕はまだ深く残っていることを実感しました。そして大槌の現地の方々は、温かく私たちを迎え入れ、震災当時どういう経験をされたか、震災後どう努力してきたか、現在何を一番必要しているかなど、様々な貴重な話をしてくださいました。被災地の現状とニーズを確認できたのみならず、これからも被災地に対して関心を持ち、積極的に現地のボランティアに関わっていくことの重要性も再認識できました。 今回大槌町でボランティアさせて頂きました参加者一同は現在も、次の一歩としてどういった企画を行うかを検討しています。言うまでもないですが、大槌町の皆様から多くのことを学びました。引き続き被災地で定期的に活動をさせて頂きたいと思っております。 ![]() ![]() |