東日本大震災に伴う原子力発電事所事故の影響に関する説明会


 
  5月13日、日本大使館とジェトロ・シンガポールの主催により、当地シンガポールの政府、産業界、メディア等の関係者を対象として、東日本大震災に伴う原発事故の現状、被災地を中心とした最新の復旧状況、日本産食品や訪日旅行の安全性等に関する説明会を開催いたしました。当日は200名を超える方々にお集まりいただきました。



  1. 冒頭、鈴木大使より、今回の震災に際してシンガポールの国民の方々からの様々な支援に対し、改めて謝意を申し上げるとともに、正確な情報を伝えるとの今次説明会の趣旨を説明いたしました。







  1. (独)原子力安全基盤機構佐藤理事から、福島第一原子力発電所の事故の経緯、現状及び対応状況について説明いたしました。
  1. さらに、日本大使館の梅澤総務参事官が日本の食品の安全性、交通関係の復旧状況及び訪日旅行の安全性について説明し、また日本政府観光局シンガポール事務所の足立所長が訪日旅行者数や旅行者の信頼を得るための訪日旅行支援の現状を説明いたしました。
  1. 参加者からは、食品の原産地証明の手続きの迅速化・簡素化、訪日旅行の不安軽減や旅行支援の現状、日本の電力の需給状況、工業製品の放射性物質の適正レベルなどについての質問がなされました。