鳥/新型インフルエンザ講演会

 
  4月29日、シンガポール日本人会館において、シンガポール日本人会及び当館の共催による「鳥/新型インフルエンザ講演会」を開催しました。


講演会では、シンガポール日本人会の杉野一夫事務局長の司会の下、礒部博昭公使の挨拶から始まり、在インドネシア日本国大使館の高橋厚医務官、シンガポール日本人会の日暮浩実医師による講演が行われ、その後、質疑応答が行われました。


高橋医務官からは、最初にインフルエンザの基礎知識として、インフルエンザウィルスのタイプ、20世紀に3回発生した新型インフルエンザ(スペインカゼ(H1N1)、アジアカゼ(H2N2)、香港カゼ(H3N2))、現在のH5N1型インフルエンザの世界平均ヒト死亡率(約65%)、インフルエンザとSARSの違い等の話があった他、インドネシアの鳥インフルエンザの現状や問題点、WHOの新型インフルエンザに対する基本方針に関する講演、また日暮医師からは、正しい、新しい情報を得ることが重要であること、シンガポール政府の対応として、Alert Level(警戒レベル)やシンガポールの指定病院について、また常日頃から行うこととして、病気の性格を良く知ること、インターネットやテレビ、新聞等を利用して常に新しい情報を得ること、手洗いやうがいにより清潔を心がけること、感染につながるような行動はしないようにすること等のご講演を頂きました。
本講演会には、合計162名の方々にご参加頂くとともに、様々なご質問を頂き、有意義な講演会を行うことができました。


なお、日暮医師のご講演にて取り上げられましたホームページについてはリンク先を以下に掲載致します。是非ご参考ください。



参考URL: 参考情報:
  • シンガポールの指定病院について
    Tan Tock Seng Hospital, Communicable disease center
    Tel: 6357 7900, 6357 7909
    Opening Hour: Mon-Fri 8am-5pm
    Sun & Public holidays closed