- 4月28日、WHOは専門家による緊急委員会を開催し、メキシコにおいて発生した豚インフルエンザウイルスが、持続的に人から人への感染が見られる状態になったとして、警戒レベルをフェーズ3(注1)からフェーズ4(注2)に引き上げました。これを受け、シンガポール政府は、警戒レベル(注3)を引き上げました。
(注1)フェーズ3:ヒトーヒト感染が無いか、極めて限定されている。
(注2)フェーズ4:ヒトーヒト感染が増加していることの証拠がある。
(注3)具体的には、緑色(フェーズ3相当)から黄色(フェーズ4相当)に引き上げ。詳しくはhttp://www.crisis.gov.sg/FLU/をご参照下さい。
- シンガポール保健省によると、28日時点で豚インフルエンザの事例は報告されていません。また、28日までに感染の疑いがあるとして医師による診断がなされているのは、当地CDC(Communicable Disease Centre)に16名、シンガポール総合病院(SGH)に1名であり、CDCで診断された3名及びSGHで診断された1名については完全に陰性を示しており、他の方々については、1日で予備診断が終わるが、確定には7日を要するとのことです。なお、患者の大部分は米国から帰国したシンガポール人とのことです。
- シンガポール当局としては、シンガポールの全ての医療機関はそれぞれの病院で発生する事例に対処するため、感染症疾患対策を強化しています。これまで、チャンギ空港にて行われていた体温検査については、29日よりセレタ空港、バジェットターミナル、全てのフェリーターミナルに到着する全ての乗客に対して行われることとなりました。
- 29日、(日本の)外務省は、現在の感染状況、感染国についてまとめた感染症広域情報(新型インフルエンザの発生(豚インフルエンザ(H1N1亜型)の感染状況について))を発出しました。外務省は、今後も情報を発出していきますので、外務省海外安全ホームページも併せてチェックいただきますようお願いいたします。
- 以下の点に留意し、感染防止に努めてください。
- 十分な水・食糧の備蓄を行い、不要不急の外出は控える。
- 外出する際は人混みを避ける。また、咳やくしゃみ等による感染を防ぐた
め、マスクを着用する。
- 積極的に手洗いやうがいを行う。
- ウイルスは粘膜を介して感染するので、口、鼻、目などの粘膜部分に手で
触れない。
- 発熱や咳などインフルエンザと似た症状がみられた場合には、現地の医療
機関を受診する。
- 感染地域を訪問する方で、帰国後7日以内に38度以上の高熱が出た場合は、マスク着用の上、速やかに医師の診断を受けるようお願いします。医療機関を訪問される方は、院内感染防止のため、事前に電話連絡の上、医療機関を訪問されるようお願いいたします。また、インフルエンザに罹患していると医師の判断がなされた場合、当館へのご連絡をお願いいたします。
- 当館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、関連情報を迅速に大使館HPに掲載し、同時に、当館に登録頂いているメールアドレスに送付致します。在留邦人の皆様におかれましては、事態の推移に注視し、関連報道をチェックするとともに、冷静に対処して頂くようお願いします。
(了)
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