(重要)H1N1亜型由来豚インフルエンザの発生について(その2)

  1. 4月28日、WHOは専門家による緊急委員会を開催し、メキシコにおいて発生した豚インフルエンザウイルスが、持続的に人から人への感染が見られる状態になったとして、警戒レベルをフェーズ3(注1)からフェーズ4(注2)に引き上げました。


    これに伴い、同日、外務省では、国際的発生状況の把握、海外に滞在する日本人の方々への情報提供等の支援、ウイルスの我が国への侵入防止等の対策につき、内閣官房をはじめとする関係省庁とも連携・協力し、総合的な対策を推進していく必要があることから、外務大臣を長とする緊急対策本部を立ち上げました。



    (注1)フェーズ3:ヒトーヒト感染が無いか、極めて限定されている。
    (注2)フェーズ4:ヒトーヒト感染が増加していることの証拠がある。


  2. 警戒レベルがフェーズ4に上がったことを受け、外務省は、メキシコに対しては「感染症危険情報」を発出し、メキシコへの渡航者には「不要不急の渡航は延期して下さい。」、また、滞在中の邦人に対しては「不要不急の外出は控え、十分な食料・飲料水の備蓄とともに、安全な場所にとどまり、感染防止対策を徹底してください。」及び「今後、出国制限が行われる可能性又は現地で十分な医療が受けられなくなる可能性がありますので、メキシコからの退避が可能な方は、早めの退避を検討して下さい。」との危険情報を発出しました。
    査証措置については、健康チェックを強化するために、メキシコからの日本への入国者に対して査証免除措置を一時停止すると共に、査証発給の厳格化を行うことを決定しました。


  3. シンガポール保健省によると、27日時点で豚インフルエンザの事例は報告されていません。感染の疑いがある人が2名いたとのことですが、予備検査の結果、いずれも陰性であったことが確認されています。シンガポール保健省は状況を注意深く監視しており、新しい展開があれば一般市民に対し最新情報を提供することになっています。シンガポールの全ての医療機関はまた、それぞれの病院で発生する事例に対処するため、感染症疾患対策を強化しています。なお、チャンギ空港では引き続き、到着する全ての乗客に対して体温検査を実施しています。


  4. 在留邦人の皆様へのお願い
    当館では、引き続き状況を注視して情報収集に努め、関連情報を迅速に大使館HPに掲載し、同時に、当館に登録頂いているメールアドレスに送付致します。在留邦人の皆様におかれましては、事態の推移に注視し、関連報道をチェックするとともに、冷静に対処して頂くようお願いします。

 

(了)